うさペンの館

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対魔導学園35試験小隊 11話 「草薙タケル」 感想

対魔導学園35試験小隊 11話 「草薙タケル」 感想

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「世界中の人がお前の死を望んでも、俺だけは生きるのを望む」

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キセキの願いでたくさんの人を殺してしまうから
涙をながすキセキにタケルが告げる言葉を兄妹ゆえに。

信号機の変化で場面の転換をつたえ、涙をながし、ぎゅっとにぎりあう。

ベタなシーンで押さえるべき所を押さえきれていた。

 

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今回はキセキをなにがなんでも守っていく話になると思いきや、

さっそく京夜の強襲からアルケミストに移送されることに。

ここはいつものことだと思うことにした。

 

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百鬼夜行のキセキ

草薙の家系の女児は必ず鬼として生まれてきた。
タケルが跡取りにいるなら、そんなリスクをおかさなくてもいいのにとかは突っ込みそうになったのは置いとくとして、だいたいの事情は理解できた。
ただ不幸を背負った子以上の解答が思いつかなかった。

 

こんなことを言うのは恥ずかしい。だけどわたしは伝えたい。
恥ずかしさを紛らわすために目線をそらし一呼吸おいて、頬を染めながら優しい声音で想いを届ける。
「だからそのわたしにも半分背負わせろ。お前は一人じゃないよ草薙」

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背中合わせの近しい場所で桜花が草薙をやさしく包み込むシークエンスは良かった。

演技のさじ加減が特に好み。

 

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なにいちゃついてたのよ!的な感じで マリちゃんとうさぎちゃんが問い詰めたのを恥ずかしがる桜花というのもニヤリとできた。

 

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京夜が異端は許せないといいキセキを狙うのは桜花の対に値する行為なのだが

残念ながらそこまで感情移入できるほど掘下げされていないの、

ぎゅっと心をつままれるようなことはなかった。

原作4巻までの削られた部分は京夜の登場を匂わせるだけだったし、牽引力のなさはいなめない。

ただ他の小隊キャラも掘下げが十分といえない現状、ここで変に掘下げてもらっても困る。いろいろ損な役回りだと思うほかない。だからこそ話が進むともいえるか。

 

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キセキの過去がタケルにも伝わる。
助けて、助けて、殺して、殺して
変わっていくのがいたたまれないなぁという風にはなったかな。

 

 

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最後はハレルヤ登場のボーンデッドさんがタケルを串刺しに。

またかい!!レベルなのでそこはどうにかならなかったのかなぁとは思う。

毎回同じ驚かせかたは流石になぁ。

 

全体を通してダイジェストだけを見せられていく展開なのはいなめないが、お話をたたむ上でしかたないのかな。ただ桜花の描写だけは良かった断言できる。

力の入れどころは解っているみたいでそこは良かった回だった。