うさペンの館

主にアニメの感想置き場です。

2016冬アニメ 感想 放映が終了し視聴した26作品まとめ

2016冬アニメ 感想 放映が終了し視聴した26作品まとめ

 

 

 

だがしかし

だがしの知識を得ながらまったりと楽しめた。

中々お目にかかれないだがしまでアニメとしてみられるのは貴重だ。
適度に健全なのもいいアクセントで良かったです。。
気に入ったキャラはさやちゃん。お医者さんごっこ回すき~

だがしかし、だがしのように遊び心がある、良いアニメでした。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

 

 

おしえて!ギャル子ちゃん

下ネタ中心の会話劇。だけどくどくなくてとても見やすかった。
天然巨乳安産型のギャル子ちゃんは良い子でかわいい。その御蔭でもあるのだろう。
その脇を固めるオタ子とお嬢も良いキャラながら主役の前にできすぎない。
オタ子はいじりやくけん、仲良くしたいという話が多くて印象の濃い回が多かった。
話ががらぁと変わることもなく、落ち着いて楽しむことができたなぁ。
おしえて!ギャル子ちゃん、あどけない健全さを楽しめる良いアニメでした。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

 


プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ

想いをつなぐストライド。その象徴である手をタッチするシーンが印象的なアニメ。
演出と音楽の重なりご心地良くて毎回胸が踊ったなぁ。
同じ競技の中で彼等の思いをつなぐ。サポートだけど遠すぎない、走っている選手を支えるリレーショーナの桜井さんの立ち位置が素晴らしい。苦難を乗り越えて欲しいのは選手でであって欲しいけど支えたい。視聴者の気持ちを代弁した形になっていた。
話はかなりスポ根濃度が高いのだけど、キャラとのかけあいやサービスシーンもポイント抑えていて器用にこなしていた。
様々なストライドとドラマがあった本作ですが、陸と尊の過去と今がつながる西星学園戦が最高に熱かった。信じるストライドが花火の記憶と重なり道をきりひらく、すべてが繋がってたなぁ。兄貴と並び立つ最終話とかも他の試合も高水準で、イケメン枠でここまで好きになるの久しぶりなレベル。いやぁ爽やかで熱かった。
プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ、想いのつながる瞬間を心地よく感じることができる素晴らしいアニメでした。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 


アクティヴレイド-機動強襲室第八係-

第八として法に乗っ取た行動をする。ヒーローのいない世界で仕事としての人を救う姿が丁寧に描かれ続けていました。それが第八らしさにもなっており、他の作品としっかり差別かできていることにもつながった。
敵が圧倒的な巨悪犯でなくパワーバランスが崩壊しておらず、ドラマとしての駆け引きや愉快さを生み出すことにつながっていた。
アクティヴレイド-機動強襲室第八係-、他にはないこれは第八の活躍だと言い切れる、良いアニメです。
製作に携わったスタッフの方々、ニクール目もよろしくお願いします。

 


蒼の彼方のフォーリズム

恋愛なにそれ美味しいのといえちゃうぐらいスポ根してました。
あすかとみさき、天才と凡人との差でなく、共に再び空に舞い上がる。
もう片方の挫折をもう片方が救うのではなく、挫折させたことが大きく他の作品とは違う部分だ。
一緒にぶつかりあうことを楽しみ、その上で勝利を目指すこと。楽しみことと勝利の両立はあすかだけではたどり着けなかった。
乾との最後のぶつかりあいは、そんなあすかがいなければ生まれず、誰かと飛ぶことの大切さが重ねて提示されていた。
ましろは場をなごませる役でもあり、共にとぶことの大切さを4話の時点で体現している。
試合でのかけひきよりも、たのしさを伝えるということを最初から最後まで爽やかに描けていた。
蒼の彼方のフォーリズム、爽やかで熱く楽しいアニメでした。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

 

シュヴァルツェスマーケン

ベータという脅威がありながら共に戦うことすらできない東ドイツと西ドイツ。
ベータというよりも、人間の脅威を描いた本作は、ダイジェストぽさは拭いきれませんでしたが、なにが起こっているかは把握でき抑えるべき所は抑えられていたと感じる。原作はまだ読んでいないのでわからないが、アニメをみるかぎりだとそう思った。
シュタージュの中で壊されたリィズ、極端な理想をかかげたベアトリクス、どんな手を使ってでも生きようとするアツクマン。監視社会による人間達のいきざまを徹底的に描き、妥協がない。
都合の良い不幸に頼らない、彼と彼女達の不幸はどれもどうしようもない世界により引き起こされたものだ。それが彼等の人間性を良い方向に悪い方向にも引き立たせていた。
別れを超えて手に入れたのは二つの国家のつながり。ベータとの戦いは終わってはいないが、彼等のしてきたことは決して無駄ではない。物語としての終着点をしっかりと見定め、しっかりそこに着地することができていた。
シュヴァルツェスマーケン、狂った絶望の中で現実を捉え、目をそむけない素晴らしいアニメでした。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。


昭和元禄落語心中

堕ちたもの達の物語。
落語と向き合う上では人と向きあわなければ、上にたどりつくことはできない。
物語の目指すべき所が提示されたうえで、みよ吉と助六と関わりあうことで菊太郎は自分の落語をみつけていく。ポジティブでプラスの方向に動いているときはただ成長を見守っていくのが嬉しいという気持ちの方が大きかった。
その上で時代が変わっていくなかで、落語の危機ということが語られており、時代の匂いをしっかりと感じらるものだった。
助六が破門されミヨ吉と共に転落していくのは辛いという言葉で語りきれるものではない。
どうしようもなく落ちてく人間の悪ともとれる感情はどこまでも心にくるものがあった。
その後の落語界を占うように助六を失った菊太郎は一人孤独になる。
まだ亡霊にとりつかれこれからどうなるという所で一クール目は終了。次がきになるんぁ。
また、落語は一人で全ての芝居をこなる面白さがあるので、各キャストの演技を聞くのが毎回楽しかった。
昭和元禄落語心中(一クール目)、人のどうしようもないさがを描いた素晴らしアニメでした。
製作に携わったスタッフの方々、第ニクール目もよろしくお願いします。

 

 

僕だけがいない街

救えなかった人を救うヒーローになる物語。
リバイバルは都合がいいけど、ヒーローに与えられた力だということで受け止めることができたので問題ないかなぁ。あくまでフィクション。テンポとピンチをつくる演出のほうが大切。
殺されるリスクという中で虐待されているひなずきを救う。
そのために必要なことは側にいること。探偵ではなくて、君のこころ強い味方だよという温かさが良かったなぁ。わりと淡々としてたけど、救いたいという意思は感じたからこそ視聴する際のモチベーションはあまり落ちなかった。
最後はなめぷした先生ということで盛り上がりにかけたが、それでも話として落ち着く所には落ち着いていた。
僕だけがいない街、救いたいという意志をぎゅっと感じられる、良いアニメでした。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。


Dimension W

記憶へのアクセスや、ロボット、遠隔操作、Sf要素を小刻みに散りばめられ
人らしいロボットミラちゃんとのかけあいが全体通して面白かった。
過去の復讐や、虚無に落ちた世界、この世界がどんな場所でどんな場所か。
一話目はテンポと説明がかみあっていたけれど、洋館の話はダイジェストな感じでついていくのが苦労した。
ある程度の世界観の説明が終わってからの、みやび、ルアイ、サルバ王子、ハルカシーマイヤ。
キョーマの過去をつなぐ物語になってからはぐっと観やすくなった。
可能性を否定してすべてをなくすことが目的なシーマイヤーとくっきりと対立させることで主人公側の可能性を掴むドラマがよりひきたてられている。またミラが犠牲になるという選択も否定しており、なにかをなくすことが可能性をではないことが強調されていた。
過去の復讐でも、みやびのためでもない、大切に残り続けるミラのために。
最終的にはこれまで辿ってきた道を踏まえながら、きっちり締めてくれた。
Dimension W、可能性のない場所で可能性を掴む大切さを知ることができる良いアニメでした。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

灰と幻想のグリムガル

現実の中で苦しみながら道を見つけるけ灰の物語。
命のやりとり、その言葉が印象深い本作はチートをつかわないで生き抜いていかなければいえない
非力さと無力さ、そしてようしゃなく現実的な死が目の前にあり、それを丁寧に扱っていた。
通常の創作よりもお話しの進行が遅いが、リアリティ空気をたっぷりと感じさせる空気感をつくれており、その分の差別化ができている。
アニメとしてこれいじょうない暗い、リアリティある世界を画面におとしこめていた。
その上であまりグロくしすぎないようにRPG風なぼかした感じの表現をつかい、あくまでファンタジーであることで視聴者に配慮してある点も良かった。
灰となって消えゆく描写は死を彩るこの世界で美しくも切なく印象的だ
灰と幻想のグリムガル、生死を丁寧にあつかった素晴らしいアニメでした。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

ハルチカ~ハルタとチカは青春する~
吹奏楽と謎の調和をとることは難しいと感じさせたこの作品。
どちらかというと謎解き成分多めだったので、そちらの成分を楽しませてもらった。
音にまつわる謎を解く、コインの落とした音できずく等があり一貫性がある程度あった。
吹奏楽とはあまり絡むことはないが、音というつながりにきずくことができればその関係性をみいだすことができる。逆に見いだせないと関係性がないように思われるのがちょっぴりマイナスなのかもしれない。
青春まで取り込もうとして欲張ったゆえに中途半端な所はあったが、全体としては謎をといたうえで残る味わいがそれぞれ違うのは楽しかった。それを作っていたのは人間の感情。良い悪いを含めて、どの謎もその人の感情が奏でが聞こえるものでした。
ハルチカ~ハルタとチカは青春する~、音楽のように感情豊かな謎が面白い、良いアニメでした。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。


GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり「炎龍篇」

お父さんもようやく解決の炎龍との戦いは盛り上がったなぁ
菅原が亡命を受け入れる話と、レレイの魔法対決がお気に入り。
ゾルザルのメインの軸は解りきってる感じがして特にカタルシスも感じなかった。
軸となる物語の方向性をみるよりも、各キャラに視点を絞った話が楽しみに観てることが多かった。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり「炎龍篇」、各々の話のヴァリエーションが豊富で楽しい良いアニメでした。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。


ルパン三世(2015)

泥棒に関する話が多く、ルパンだからこそできることをしっかりやれていた。
突き抜ける面白さというのはなかったものの、展開を読ませないょうになにが本物かわからなくさせる工夫はできていたのが良かったです。
ダヴィンチ関連の話は夢という設定のせいか少しふんわりしすぎてのりきれなかった。本人が書いたからというあり得ない証拠品という話の設定は面白かったなぁ。
ルパン三世(2015)、ルパンらしい話をしっかりみせてくれた、良いアニメでした。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。


ハイキュー!! セカンドシーズン

敗者達がはいあがる物語。
要約するとこうなのかもしれないが、それだけの言葉では語りつくせないほどの熱いドラマがぎっしり詰まってました。
二クール目から登場したちゃんはその成長を見守る役として、かよこさんの視点を描写しやすくしてた
アニメとしては構図のうまさがさらにグレードアップ。
彼らのボールが手元に感じられる、いつのまにかボールが届いていた。
それが確かな感覚であり、プレイを体感できた。
ハイキュー!! セカンドシーズン、素晴らしいアニメでした。
製作に携わったスタッフの方々、三クール目もよろしくお願いします。

 

うたわれるもの偽りの仮面

一クール目はキャラのかわいい所をみせて日常をのほほん楽しむ感じでしたが
二クール目は戦場にいやおうなく放りこまれる。緊迫感を感じるという感じはなかったけど、戦いに巻き込まれ救えなかった葛藤というのはしっかり描けてた。そのなかでも日常を大切にしたいというのがはくらしくもあり、この作品らしくもあった。
だけど帝の毒殺により物語は急変。もう日常にもどれずにオシュトルを失い、クオンとも会えなくなる。
日常という土台の崩壊が悲しいと思えるのは、丁寧に一クールをかけて描いたからこそ。
大胆な構成でしたが、物語の方向性は最後まで見失っていなかった。
うたわれるもの偽りの仮面、今そこにある大切なものを守りたいと思わせてくれる、良いアニメでした。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。


おじさんとマシュマロ

いじり倒す若林さんと、のほほんマシュマロ系ひげさんとのかけあいが楽しかった。
ライバルキャラのガス系マシュマロ女子未央子さんと残念な兄もスパイスとしての役割はしっかりこなせていたなぁ。
おじさんとマシュマロ、短いながらもマシュマロのような味わいをたっぷり味わえる良いアニメでした。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

ナースウィッチ小麦ちゃんR

前作は毒々しかった本作でしたが、その毒は完全になくなった本作。
ここなというよりも、つかさメインでゆうととの恋愛模様が描かれていた
特にこった話もないので特に突っ込み所もないということが多い。
作画は安定してたしライブシーンはさすが。悪い所もなければ良いところも少なかった。
かなり薄味にしあがってるので、つかさちゃんかわいいぐらいしかしてなかったようなきも。オファンシー札の解説は印象的だった。
ナースウィッチ小麦ちゃんR、可もなく不可もない、そんなアニメでした。

製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

亜人

人でない亜人。その存在が世にしらしめ迫害されている世界。
迫害していた人間が迫害され意味嫌われる立場になった。亞人の導入にあたる部分が丁寧。
なにも信じない圭は理屈ですべてを捉え、冷たい人間ではあるが道徳的。
勉強ばかりをさせていたお母さんによる影響という下地がいき、ただの善人と正義感にあふれたやつではない。すれたなりの感情や論理で行動し、それがだんだんと信頼を覚えていく話の構成は良かった。。
また佐藤のカリスマせいや亞人の謎というのが牽引になって物語をひきたてる。
多少都合のよさはあっても最初から芝居ががってるできにならない。リアリティよりもその演出の旨さを楽しむことができました。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。


おそ松さん

かなり狙った笑わせ方をするアニメという印象。
わりと中盤は同じような感じな話のさせ方をしていた時以外は、多くのネタをなげやりに展開していた。腹をかかえるといよりも、おいおいみたいな笑いかなぁ。
一クール目にあった時折みせる真面目な話がスパイスとしてあったが、基本は脳みそ空っぽにしたほうがいいアニメなので気軽に楽しめました。

最後でぐだぐだからのティンムラン。おそ松さんらしかった。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。


デュラララ!!×2 結

長い長いときを経て本作も終わり。
イザヤと静雄の決着がついて、セルティが帝を戻しあるべき所にかえす。
そしてシンラがセルティを取り戻す。
愛は世界を救ったという感じで丸くおさまったなぁと。
結において一番印象的だったのは帝が堕ちていく姿。
初期の頃とは違う姿を、お話の都合に振り回せることなく描けていた。
非日常ででも日常でもない、すぐそこにある現実
彼がいま欲しているのは間違いなく暖かい。
遠い道のりを経て現実に戻っていくが、彼らのみちのちは続いていく。
それは私達視聴者も同じこと。非日常のなかで得られたものをかみしめながらまた前に進みたい。
デュラララ!!×2 結、現実に触れることの大切さを教えてくれる良いアニメでした。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

Go! プリンセスプリキュア

現実的な夢に向かって。
プリキュアになることが憧れというよりも、夢を守るためにわたし達にしかできないことだという風に描かれいた。
ヒーローは理屈なく頑張れる所が魅力的に描かれることが多いが、本作はそうではない。
それを踏まえることさえできれば、理屈のない頑張りがあまりないことにも納得はできる。
どうしたら魅力的な理想のプリンセスに、どうしたら夢に一歩近づくことができるのか。理屈を大切にして葛藤を丁寧に描かれていた。
絶望があるかぎり夢はけせない。浄化するのではなく受け入れる。プリンセスプリキュアとしての終着点は絶望を受け入れ歩んでいくこと。プリンセスプリキュアとしてこれ以上ないくらいふさわしい終わり方だった。プリキュアとしてやって欲しい終着点でもあり、個人的にはかなり嬉しかったりもした。
Go! プリンセスプリキュア、夢を歩むうえで大切なことを教えてくれる良いアニメでした。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

ダイヤのA

長期クールで締まりのいい決勝までやってくれ最後まで安定して熱かった。
野球を通して得られたもの感じたものは、それぞれ違う。
敗れたチームのドラマも丁寧に掘り下げら、苦い想い経験しながら成長を見守るのが毎週楽しかった。
中だるみもなく面白い試合ばかりで原作の牽引力があったなぁと。
作画もくずれる所もなく、演出すべき所でもり立てることもできている。
アニメとして、選手の鼓動と緊張感を十分に感じれた。
ダイヤのA、選手一人一人を大事にしきった、素晴らしい作品でした。
製作に携わった方々、ありがとうございました。

 


アイカツ!

いちごちゃんから続いた道はあかりちゃんに繋がり、やがては並び立つものに。
色々なアイドルが色々なことを本当に長い間みせてくれたなぁ。
アイカツはより身近にアイドルを感じられるように、舞台裏まで丁寧に描いてくれた作品として他のアイドルアニメとして差別化できていた。
仕事としてアイドルとデザイナーとスタッフとファンと向き合うことってこんなにも楽しいことだと教えてくれた。
また百合成分も適度に供給してくれてその点も美味しいかった。
好きなキャラはみくるとここねちゃん。
みくるちゃんはあの気さくな感じと視点がいくつもあるのが魅力的。そして花と触れ合っている時のやさしい感じがギャップとなってドストライクなキャラでした。
ここねちゃんはうざすぎない構ってちゃんオーラが絶妙で魅力的だからですね。
アイカツ! 魅力溢れるアイドルがたくさんいた素晴らしいアニメでした。
製作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

血と鉄と。第一話の感じていた方向性とは随分遠い所にきた印象かなぁ。
味方チームは被害はそこまでない。どちらかというと戦場の血ではなく、家族の血だと視点を切り替えなければいけませんでした。テイワズと合流したあたりでそのメッセージを強く作品側が示していたので、視聴スタイルの確立ができて大いにその部分を楽しむことができた。
火星ネズミとよばれさげすまれた鉄華団が得た血のつながりはポジティブにもネガティブにも捉えられ、その複雑な血の混ざり合いが物語に深みを与えた。
MS戦闘は宇宙戦国物語なのはそこまで言及しない。がちがち格闘戦してぶつかりあうのは見応えありました。それ以外ではラフタの高速機動とすばらしいうさぎロボットが印象的。
ただ銃撃戦はおざなちだと思うので、二期はそこは機体したい。
まだまだ終わりではないので、これから先なにを観せてくれるのか秋が待ち遠しいなぁ。

赤髪の白雪姫

二クール目はゼンと白雪の物語よりも、彼らの周りにいる人達が多く掘り下げられた。

特にラジ王子の友人にいたるまでの道は大きな成長と共に魅力的に描かれる。

ダメダメ王子というポジションからの、ハイ上がりを丁寧に扱いきれていた。

またミハヤの登場のさせかたが良かった。彼も落ち目のダメダメさじゃラジとためをはめるが、ラジ王子とは別の方向で彼等を助ける。願望を消さずに都合のいいキャラにしなかった。それが様々な人々とかかわり、悪意あるものにリアリティを与えていた。

海の鉤爪編は都合の良さを感じさせなかった要因の一つで、それが緊迫感につながったといえる。ダメダメだった奴らの活躍。一クール目ではなかった話しを提供できていた。

また離れていた人達の物語ともいえる構成になっており、オビの愛人ポジションや、遠くで想い合う白雪とゼン、ひさしぶりにあったラジ王子やオビの友人トロウ。

離れたからこその展開や、離れたからこそ違う一面がみれる。そのあたりニクール目はあますことなく観せてくれた。

近づくばかりが付き合いじゃない。この世界の広さを感じさせものだった。

攻めるヒロインではなく、守られけお姫様に変異して白雪はかなり落ち着いた印象だった。

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アニメとしては、海の鉤爪編で炎が印象的。最後の一時のよるというランプの使いかたから、蛾があつまり不穏な予感をさせ、事件が起こった時には燃え上がる。平穏な時の写りかわりは一クール目のころとは明確に違うになっていた。

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また星の繋がりと背景美術の美しい世界観が継続して行われた。

一クール目提示した世界観を壊すことなく、維持しつづける。だからこそ、その彩りはどこまでも輝きをましたのかもしれない。

しかしニクール目はうさぎさん要素がなかったですね。そこだけは非常に惜しい(個人的に)

ああ~白雪ちゃんぴょんぴょんうさまねしてくれれば、りんごうさぎちゃん爆誕だったのに。惜しい人材だった!(個人的に)

赤髪の白雪姫、それぞれの歩んだ道と美しい世界が素敵な、素晴らしい作品でした。

制作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

無彩限のファントム・ワールド

おっぱいがはじけとぶアニメとして爆誕した今作品でしたが、子供と小人と大人が交わり、家族とのつながりをもう一度体験させてくれる温かい作品でした。孤独でさびしい生い立ち、母親になる苦労、子供からみる大人の世界など、エピソード面で家族としてのつながりや子供から見える世界を掘り下げているのに加え、アニメとしてもその下地を十分にできている。
目線のおきかた、世界の広がりがた、大きいものと小さい者の区別、誰がなにをどんな目線でみているのか、もしくは見えているのか徹底しており素晴らしかったです。
思いでについても、曖昧なもの、憧れているもの、嫌われた苦い経験、消えたけど残っているもの、このアニメは様々な回答をしています。その中でも特に良かったのは消えたけど残っていると伝える際の描写。
水溜まり、夕焼けの世界、買ってあげた本、そのどれもが心に響くものでした。
幻想の世界とはモンスターがでてくるだけの世界ではない。子供のころの体験も含んでいるとこの作品は伝えてくれています。曖昧で傷つきやすい、でも温かい。ちょっと背伸びをすると良い思いでに変わる。大人にとぅては幻想と呼んでもいい。だから輝いていることが多かったのだと思います。
ギャルゲ要素でも今作は楽しませせてくれた。ヒロインの視線や構図が主人公を意識し、それを主観で観ることができるカットが多く、はちゃける時ははちゃける。エロというよりも、健全に一歩踏みこめていたのがお約束というイベントにせず、彼女達らしさを保たせていたのが良かった。

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そして特筆すべきはうさぎさん要素が多かったこと。後半こそ影を潜めてしまいまそたが、常にハイクオリティで、素晴らしくうさ満足させてくれました。京アニがうさみみを大事にしてくれて本当に嬉しい。最高だ。


無彩限のファントム・ワールド、幻想の世界のなかで輝きをみつけることができる素晴らしい作品でした。

制作に携わったスタッフの方々、ありがとうございました。

 

紅殻のパンドラ

あそこに手を入れてインストール。そこから始まる百合への扉!

第一話はかなり大胆なことやっていましたが基本的には、ゆったりとしたネネとクラリンの日常を楽しむ。物語に悪意よりも善意が満ち溢れていて元気がもらえた。

SFにありがちな暗い要素を撤廃したことにより、ほどよく味わえる百合成分を邪魔をせず物語の明るい雰囲気が守られた。誘拐の時等にやろうとすればシリアスな話の方向に持っていけたがそれすらもしない。コッコさんやクルツのキャラ付けもこの作品の方向性にあうようにしており、それが茶番になっていない。しっかりと馴染んでいるのがすばらしかった。

事件をおこさない、むしろ日常の中にいつづけることを望むクラリンとネネだけでは話が動かないので、そこはウザル、タクミちゃん、ブエル、時にはエイミーちゃんがサポートにはいる。サブキャラーの牽引力というのが予想以上にウエィトをしめた作品だった。物語をどう動かすべきか。ただの日常系にならず、独自の路線をきずけたのはサブキャラクター達のおかげだった。

そしてぶりなんとかさんは、悪意なしのこの世界で不満をぶちまけるかかりとしても活躍をする。うさなびきはもちろんながら、作品にもパンチのきいた味がでたのはまさに彼女のおかげ。ギャグ方面ばかりではなく、物語の側面を別の方向性からみている人もいるんだと伝えてくれた。

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アニメとしては、ネネの緩んだ表情、クラリンが猫ちゃんの状態になったり、ギャグカットだっあり、緩い世界観をつくる上での表現が目を引いた。このあたりが他の作品との差別化になっていたな。事件性はないが、人カットごとの印象の濃さはかなりあった。

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もちろん百合描写は素晴らしく、ニヤニヤできるシーン多かった。

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最後はぶりなんとかさんのうさカットを振りかえとおきましょう。

ええもんもっとるなぁ(確信)

紅殻のパンドラ、緩く楽しく面白く、そんな未来の彼女の日常に元気をもらえた素晴らしい作品でした。

制作に携わったスタッフの方々、
品の良いうさカット、どやうさぎ、うさなびきにより、たくさんのうさ満足をくれた、ぶりなんとかさん、ありがとうございました。