うさペンの館

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アイカツスターズ! 33話 「迷子のローラ!?」 感想

アイカツスターズ! 33話 「迷子のローラ!?」 感想

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今回は、『going my way』我が道を行くという新たなるローラの道に光がさしたお話でした。
ライバルに勝つこと以外のこと、そして焦りすぎて前がみえていないことを、尊敬できる年長者やリリィ先輩というかなり手厚いメンバーでローラにきずかせるという構図でお話が進んでいきます。
いい環境と人が、いい人材を育てるってことで、他者との接点をもたせていくのはゆめちゃんと同じですが、関わっている人の違いでてきます。
ゆめちゃんの場合は友人のきずかいや応援してくれるファン。
ローラの場合は実績のある人が多く、言葉の違いが大きかったです。
ファンとして応援したり頑張れというエール。らしくないというゆめとは違い、ローラになげかけられた言葉は我が道を行くこと。
なぜ同じように不安と迷いの中でいるのに、違ってくるのかというと。ローラの落ち込みはなにかを喪失したり、仲間を失ったものではない。なぜ勝てないのかということだからです。
だからこその我が道を行け。
個性というものを前面にだしてきた本作だけあって、その言葉は物語の支柱になっているといっていいでしょう。
勝ち負けにこだわず、わたしらしいアイカツをする。
アイカツスターズはシビアに試合運びがする中で、常に舞台にはあがれない。負けという面をかなり描写してきました。
それがあるからこそのローラの葛藤で、でもそれだけじゃあ本当のなりたい自分にはなれない。
シビアな展開があったからこそ、我が道を選んだローラに感情移入できましたね。
また今回は怒ったり、泣いたり、不安になったり、ローラの表情が多く描かれどれも可愛かったなぁ。シリアスな進行で進んでいっているけど、あっけにとられたりでうまくガス抜きできるのはローラの強みですね。
ローラの我が道。それがまだどんなものかは楽しみにしておくとして、勝ちたいというこだわりを捨てきれるのかという所はもう一回だけ葛藤があってもいいかもね。
勝ちたいという気持ちもまた彼女の個性だと思えるので。なにかを極めるときってライバルの力って必要以上に多い。そこの部分まで今後掘り下げてくれると嬉しいかな。
今回はひたすらに名言でまくしたてていたリリィ先輩については、『SPAリゾート奥ノ谷』でのしたわれぷりが描写されていました。ゆめをきずかい、ローラを気遣い、老人をきずかい。先輩としてなにかをきずかい続けてくれていて、いい存在感のだしかた。名言だけでなく、わたし自身の言葉で物を語っており、かゆい所まで脚本は手が届いていますね。
それはゆめにもいえることで、離れていてもつねいライバルとして意識している事が伺える。
二人の関係が話数ごとでとぎれないのも、良い部分ですね。
雪野ほたるは諸星ほたると。諸星学園長の姉だと判明。あの力がなんなのかというのも触れ始めてきたらまた大きく話が動きだしそうだ。
助け舟がいくらかあり、あまりネガティブモードになりすぎないまま葛藤を声新たな道を模索しはじめる。
二人の対比と勝ちたい意志を葛藤させきった全体の構成が上手く機能しているからこそ、より個性が輝けた回でした。

 

 

 

今週のうさぎ!

「今ごろローラも頑張ってるはずだから、ライバルとして負けないようにしないと」

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ゆめちゃんがはりきりうさぎってた。応援してあげたくなりますなぁ。