うさペンの館

主にアニメの感想置き場です。

ラブライブ!サンシャイン!! 12話 「はばたきのとき」 感想

ラブライブ!サンシャイン!! 12話 「はばたきのとき」 感想

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輝きを求めてつながりあうアイドルから、自らの夢に向かってつながりあうアイドルへ、。
今回はμ’sの肯定と。Aqoursが本当に進むべき道を決めるお話でした。
廃校をいまだ阻止できていない。まずはμ’sと比べる所からしていきます。
ダイヤとルビィのあこがれと、千歌ちゃんの憧れは違う。
ファンとして好きなのか、それともアイドルとして追いかけたいから好きなのか。
そこをはっきりしておいたおかげで、よりμ’sを追いかける千歌というのがしっかり出し切れてました。これまでの話を振り替えっておくと、さらに千歌ちゃんのμ’sへの想いの強さだというのが解りますね。
そんなμ’sへの想いで熱い千歌ちゃんが今回とった行動は、μ’sの足跡をたどること。
PVを稼ぎ、世間にも認められるようになってきた。
でも、目の前にいるのは、常にμ’sである。
物語に散りばめられていた、μ’sの残留思念と呼ぶべきもの。
それが効果的に働いた瞬間でもありますね。
今回の話だけでなく、これまでのお話の中でも確実にμ’sは存在していた。
千歌がそれに喜ぶように、わたし達視聴者もきずくことで喜びます。
千歌のキャラのパーソナル部分よりも、全体の流れが重要視される。
これはAqoursをわたし達が受入れることができるかという話だと読み取れますした。
この話の肝の部分はそこにあるんだよね。
東京までいって、音ノ木坂までいて、わたしたちはあいたい、見つけたい。
これは視聴者の代弁でもあるといえます。
前作が好きなほど、それが強くなる。
でもこの物語はAqours舵をとり、輝く海を進んでいる。
この12話という段階で、そろそろわたし達も受け入れてくれるよね。
そういった挑戦的なお話でもあるのです。
しかしμ’sも肯定されなければいけない。
「μ’sの人達なにも残していかなかったんです。それでいいんだよって」
それを、たった一つの言葉で肯定してしまえる。この言葉の力はすごいです。
なにもなくてがっかりじゃなくて、なにもないからこそμ’sはμ’sとしていられる。
そこにいたる過程がなくても、なんとなく受入れられてしまう。
スクールアイドルとはそういうものだから。
あえて0にすることで、何かを生み出してしまうという話のおとしどころが非常に上手いと思えましたね。
穂乃果ちゃん真似をする幼女、彼女には面影はないけれど、うけつがれている。
継承を伝えるものも、ふわっと一緒なんですけど、それがまた味わい深くもありました。
プリ旅行して、音ノ木坂までいった面々は。
自分たちのホームに戻り、海に降り立ちます。
「一番になりたいとかそういうのじゃない。なにもない場所を走った。みんなの夢を叶えるために。自由に真っ直ぐに、だから飛べたんだ。」

「0を1にしたい。それが向かいたい所」
μ’sがなにがすごいのか、作中にでてきた疑問を解決。
視聴者の代弁である千歌が、μ’sを肯定したうえで今の自分達の夢に向かう決意を固める。
μ’sから受け取ったことを、AqoursAqoursとして未来を決めていく。
その成長が、その輝きが嬉しい瞬間でした。
1をつくり、「サンシャイン」とジャンプをする。
悔しさをしり、それぞれがなにかを抱えここまでやってきた。
サンシャインとして積み重ねてきたものも、気持ちをほわんとさせてくれたね。
白き翼の継承、μ’sを継承するモチーフとして選んできてくれて、本当やって欲しいと無意識におもってくれることをやってくれる。
μ’sの肯定と、なにもない所から継承し、視聴者の気持ちにもよりそった。
非常に上手い物語の構成が印象深い回でした。
これを受けて次回最終回。どんなフィナーレを飾るのか楽しみ。

 

 

 

今週のうさぎ!

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がんばルビィ。うさアイドルとしてもう定番ですね。

 

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そして今週もまたまた逃げ逃げうさぎで素晴らしいうさなびきをしておりました。

次回は最終回。どんなうさぎになってくれるのか楽しみ。