うさペンの館

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アイカツスターズ! 62話 「ゴーイング・マイウェイで♪」 感想

アイカツスターズ! 62話 「ゴーイング・マイウェイで♪」 感想

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試練を乗り越えローラがブランドを受け継ぐ、そのことがなによりも嬉しい回でした。
まず嬉しかったというのがありますね。
今までなにかと得るものがなかった彼女ゆえに、ローラがなにか手に入れるということは他の人とは違った意味合いをもちます。
それがついに開花、ぐっとこないわけがなかった。
ゆめちゃんが泣いて抱きついていたほど嬉しいのと同じように、ほとんどの視聴者は歓喜だったとおもいますね。
ということで今回はローラの熱い魂がついに実を結んだ回。
振り返ってみると、翼先輩からブランドの試練の話を聞いてからローラがなにかと迷っている所からスタートしていましたね。
これまでもローラというのはなにかと迷うことになるのですが、今回の悩みというのはそのブランドを受け継ぐ資格があるかということです。
好きゆえにそのブランドの重みを感じ躊躇しているというのもあるのでしょうが、今までなにも手にしてきていないわたしなんかがというのが一番だったのでしょう。
それが解るのはローラの回想シーンですね。憧れをもちながらもS4にも届かなかった、今までの道は自分の理想ではなかった。それが彼女に自信をなくさせていた根本的なものでした。
それに対しリリィ先輩は、やるべきことやれとアドバイス
その言葉を聞いてローラが自分を取り戻す。そもそもローラはここでなにをしたかったのかというと、自分の悩みを聞いて欲しかったというのがあると思いますね。
なのでリリィ先輩がどんな言葉を言おうとも、その助言に逆らうことなく突き進む。
ローラが選んだのはそういう選択だったのだと思います。
ゴーイングマイウェイがローラの持ち味だとしたら、ここは一人でなにかと決めて欲しいところでもあったのですが、誰かを頼る道こそがローラらしい。
わたしはそう思うことで、自分自身の道を自分で選んだと解釈してます。
試験に入ってからはリリィ先輩の助言どおり、やるべきことをやることに迷わない。
バンジージャンプやドレスは、度胸やこれまでの成果の確認をしていくって感じでしたね。
最終試験のたいやきを売り切るのは、ローラ自身の地力を試される。
できないだろうという予想を打ち崩して、めでたいで宣伝をしながら駆け抜け、熱い魂を届ける。
ブランドの魅力を伝えるのではなく、まずその魅力を伝える彼女自身が輝くこと。
ブランドの個性に合わせるのではんく。わたし自身がブランドの個性。そのことが伝わる展開だったと思います。
ライブが終わってからのアンナ先生とのやりとり。
「受け継がれるのはブランドの名前だけじゃない。大切なのはブランドを愛する熱い魂さ」
という名言もかっこよかったのですが。
「ずいぶんと進歩したじゃないか」
ローラの頭を撫で成長を認めるシーンは最高でしたね。
今までずっとアンナ先生はローラのことを心配しそのたびに励ましてきました。言うならば心の師匠です。
そんなアンナ先生がローラを認めてくれ、より成長したのだと感じました。
それはなぜかと言うと、成長を感じる上で大切なのはその人をどう見守ってきたかということだからです。だからこそずっと見守ってきたアンナ先生が認めてくれたことにより意味を感じとったのだと思います。
翼先輩とのブランドの授与は、ローラの迷いを打ち消し、ローラの力を認めたことをより感じる場面でした。
「桜庭にはスパイスコーデを受け継ぐ資格がある。そしてそれにふさわしい魂がある」
翼先輩が言った言葉、特に資格あるということは前半の資格がないというローラの言葉とついになっている場面であり、言葉の選び方も展開のつながりとっても、これしかないという選択をとっていた。
またゆめちゃんがわくわくする気持ちということをひっさげいるのに対し、ローラは魂によってブランドの魅力をひきたたせようとしている。
両者に違いがあるとすれば、届けたい気持ちは同じでもその意味合いは大きく違うでしょう。
ゆめちゃんは強い共感。誰も持っている気持ちに問いかけようとしている。
それに対しローラは自分自身の存在を誇示しようと魂をぶつける。
まだローラはドレスを作っていない段階ですが、今回のことで両社のブランドの個性がより明確になった。
目指すべき方向を向いていた二人もついに違う道を歩み始めた、そう感じることができた場面でしたね。
ブランドの授与が生まれ、泣いてローラに抱きつくゆめちゃん。
喜びをわかちあい共に進む仲間がいる。個性によりそれぞれの道は歩んでいても喜びはともに感じることができるのでしょうね。夜空の星はそれぞれ散らばっても、その輝きはみることができるのだから。
そして翼は羽を広げ、新たなステージへと進みだす。
締めくくりも見事。ローラのブランド授与だけにとどまらない、素晴らしい回でした。
ローラ本当おめでとう!

 

今週のうさぎ!

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うさあああああああああああああああああああああ

うれし涙を流しながらローラに抱きつくゆめちゃん。

スパイスベアーでほっぺをおされるローラのアクセントだったりと、やりとりの細かさが光ります。そしてなんといってもうさみみが、そううさみみが強調されております。

うさみみにはじまり、うさみみに終わる。飛び跳ねたくなるほど嬉しいということ伝わるうさぎらしさも、うさ素晴らしいシーンでシーンでした。