アイカツスターズ! 82話 「恋するアイカツ♪」 感想
アイカツが楽しいかという質問に上手く答えることができないゆめちゃん。
全部楽しいと曖昧にこたえさせることで物語のスタート地点をはっきりさせる良い導入でした。
そこから姫ちゃんの番組の中で、ゆめとアリアが比較される。
自分の興味が向くままに楽しそうにしているアリアちゃんに対しゆめちゃんはスタッフのことをきずかいながらも進行させようとする。
ゆめちゃんの行動は別にマイナスではないです。番組の進行や花瓶を落としたときのフォローなんか感謝されるほどありがたがっているわけですから。
しかしそれだけではだめだということをアリアは伝えてくれる。
興味のおもむくままに楽しそうにすることで見ている側もリラックスしてみることができた。
楽しさというものがなにを与えるのか、姫ちゃんは解っているからこそアリアを自由にさせているし、その流れの中で自分がどう動くか考えている。別に遮ろうとはしていないですよね。
ゆめちゃんは番組の進行にあわせてということはできているのですが、ありのままの自分までは出せていない。そこがポイントだったのかなぁと思いますね。
姫先輩に違う視点をもつように言われ、アリアとアイカツをすることに。
そこでアリアのアイカツに恋する気持ちを知ることになります。
誰かれかまわずアイカツをして、アイカツが楽しいことを伝えていく。
アイカツに恋しているからこそ、大好きなことを知ってもらいたい。
ファンと共に楽しみたい、好きになりたいというのがアリアらしさなんですよね。
これまでアリアが花を送ったりするのも自分が好きなものを知ってもらいたいからだったりと、かなり考えられているのが伝わってきた。
ただ好きなだけではファンになってしまうので、アイドルとして伝えたい。
アリアの原動力は純粋なんですけど、ゆめちゃんとしっかり差別かされている所が物語に奥行きを与えているように感じます。
アリアの恋する気持ちに対してゆめちゃんはアイカツが楽しくて大好きな気持ちを呼び起こされる。
「じゃあわたしたちってライバルかもね」
「え」
「だってわたしもアイカツ大好きだから」
ライバルがまた一人、ローラ志望確認!
とかなんとか思ってしまいながらも、アイカツが大好きな気持ちは負けてない、そうぶつかっていく所がゆめちゃんらしなぁと思いました。
ゆめちゃんの好きっていうのは、周りをきにせずぶつかっていくこと。
あの力以降のゆめちゃん、そしてエルザに挑んだ時も、アイカツが大好きな気持ちで様々んことに挑戦したいと思ってきた。
OPにもつながる原点回帰の流れを丁寧におい、再びエルザに挑もうという気持ちを自然と描けているのがいいですね。
「忙しくっても頑張れるゆめちゃんってパワーがあふれていて輝いています。そんなゆめちゃんをみると元気をもらえます。とってもとっても」
わたしと一緒にアイカツしてくれてありがとう、そう言って花を送ってくれた理由がこの言葉にあふれてますね。
アリアちゃんがゆめちゃんのことをなんとも思っていなかったわけではなく、すごく感謝していったていうのがぐっとくる。アリアだけでなくゆめのことにまでふれて、どちらのキャラのいい面をより引き出せていた。
アリアの印象もこのシーンでだいぶかわり、本当に言いたいことなんかは実は言えていないだなぁと。ありのままだけどなにも考えていないわけじゃない、かなり魅力が深まった。
ゆめちゃんとアリアのライブは、相性バツグン。森のひかりのピルエットの曲調もはまっていて素晴らしかった。
ライブ後はアリアに花を送って、大好きなきもちを思い出させてくれたことに感謝。
感謝しあえるライバル、ローラとはまた違う二人の今後に期待できる素晴らしい回でした。
アリゆめええわ。
今週のうさぎ!
うさぁああああああああああああああああああああああ
恋にどきどき、色恋うさぎ!
アリアちゃんの恋しているという発言にどきどき。
年相応にこころをぴょんぴょんさせているのがうさかわいい。
うさぁあああああああああああああああああ
ゆめちゃんがうさみみをうさ毛づくろい。
うさ最高すぎた。うさ最高すぎた。