赤髪の白雪姫 15話 「迷うは戸惑いの中」 感想
赤髪の白雪姫 15話 「迷うは戸惑いの中」 感想
城内の地下迷宮に迷い込みにいく。
舞台装置の中に飛び込んでいく形で
ラジ王子の見栄っ張りな所や、用心のなさ、頼りなさが折り重なり
おんぶに抱っこで迷惑をかけまくる。
普通だったらこいつは王子としてなにをしてるんじゃとなる所ですが、
ラジ王子だからという聖域により笑ってすまされますのがやさしい世界観ゆえですね。
それを上手く使っ得白雪の立場を変えたいからという言葉をひきだす。
ラジ王人成長を促すやくわりを担いきれていた。
白雪の器の大きさと積極性の掘下げにもなっていた。
印象的なのは
最初のテイータイムの距離感の遠さを示すロングカットと
王子との関係を変えたいからここに来たという所での、ラジの立場が上だと解るカット
視覚的にも彼等の距離感と立場を提示できていてあいからわず丁寧でした。
そして今回登場のラジ王子の妹、姫のロナと弟の第二王子ユジナ。
彼女達は今の所引っ掻き回すというよりもそばでみまもる側。
ユジナのほうが王子としてしっかりするあたりを含めると、立ち位置的にはまだまだ活かせそうな立場です。
今の所はロナちゃんかわいいの印象だけだったかなぁ。
この二人はしっかりしているのに、ラジはなぜにああなってしまったのか。
その辺りの掘下げもあるといいなぁ。
まだ白雪ワールドは兵士は基本フレンドリーだったりして、花のようにやさしい世界観は好みですかね。
ラジ王子の態度ゆえに嫌われそうなきもしたけど、見守る立場を崩さないことでのんきな雰囲気が生まれていたなぁと。
久しぶりのミハルだったり
ゼンの器の小せえ兄様への嫉妬だったり、タンバル側だけじゃないクラリネス側の見所も楽しかった。
例え離れていても、お互いでやるべきことをやる。
彼等の今の立ち位置も素敵だなぁ。
あかりんごには毒を。りんごをむしゃむしゃたべっるかずき達が動き出しが、山暮らし時代の白雪と関係しているのか、それともしていないのか。次回が楽しみだ。
ロウソクの陽が灯る周りを蛾が飛び回る。
前回のロウソクを受け継ぐ形での話数単位でのつながりがあるのが良いねぇ。
ロウソクの火はやがて消えゆくもの。これがどうなっていくのかなぁ。