コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ THE LAST SONG 15話 「宇宙を臨むもの」 感想
コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ THE LAST SONG 15話 「宇宙を臨むもの」 感想
元エンジェルスターのアラクネ、遙アキがヒューマを探し自由を求める。
超人なのに自由になっていけないのか。今回は縛られてきた彼女がかつて自由をもとめた人と同じように主張する。決定的に違うのはさらなる可能性を求めていたということ。
バンドの女性ドラマーファニーとつきあっていた、それが今回のエピソードの下地となり普通の人間ではいたくないという想いを強めていた。
それが同時に話としてすすめていた秋田課長も、可能性を求めつづける。
違っているのは人間にその可能性を見いだしていることか。
可能性を秘めた宇宙人が人間の可能性を求める。話のバトンをうまくわたしていた。それによりアキのヒューマへのおもいは天弓ナイトに引き継がれる。
それが最後のヘルメットをかぶり、人としての可能性をもとめるアキさんに繋がる。
二つの主張がうみだしたカットはこの話しの象徴になっていた。
また今回アニメとしてすばらしかったのは人吉のパンチ
爆煙のエフェクトのつけ方、壁に焦げ跡が残る斬新さ、ちからなく燃えカスとなりくずれ落ちる身体。ただの一発の爆煙のパンチなにもかかわらず見応えがある素晴らしいシークエンスでした。