うさペンの館

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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(第2期) 40話 「燃ゆる太陽に照らされて」 感想

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(第2期) 40話 「燃ゆる太陽に照らされて」 感想

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ナゼとアミダの死。
鉄華団が追走して撃沈することもなく、綺麗な死に方でした。
前回の流れから言って主人公側の人達は良い人で今回は終わるんだろうと予想していたとおりの展開ですね。
アキヒロがラフタを助けたり、そのあたりも王道ですね。
とにかく今回はキャラクターに良い死に様や、良い活躍を与える。そのためにすべてがうごいていたように感じます。
今回のタービンズ鉄華団も、純粋に誰かを守るために動いていた。
利益のためではなくてね。だからこのきれいさも良い方向に働いていた。
さて敵役となるイオクは綺麗な所をみせるきすらない。
相手との交渉すらさせず、ダインスレイブという力を振りかざして戦争の理をふにみじる姿は、最低の武人と呼んでもいい活躍をみせてくれました。
最強の敵でもなく、憎き相手でもなく、なにも考えていない糞生意気な小坊主。
どれが怒りを買うかというと後者であり、ここまで彼をピエロをしてきたことをさらに増長させるという手段は思い切りのよさがなければできないことですね。
今までは利益手動の話で頭の良さというものをみせてきましたが、頭が悪いからこそ起こりうることもある。
それもまた戦場の一つの形なんだとつきつけたいからなのかな。
イオクをキャラクターとしてでなく、あくまで道具として扱い続ける。
だからこその話だし、イオクがすべての怒りをかうような形になっている。
ギャラルホルンとは協力関係ではなく、怒れる憎き最低な形。
次なるお話の火付け役のことまで考慮されているのも見逃しちゃいけないポイントだと思います。
精神的な支柱を失い、ナゼを死に追いやった相手達。
テイワズにもギャラルホルンにもかみつける狂犬となるのか、なにか大きな戦乱に巻き込まれるのか解りませんが、再び物語が大きく動き出しそう。
次回、どうなっていくのか楽しみです。